FOMA12万4000の純増──7月事業者別契約者速報3カ月ぶりにauを抑えて月間純増シェアトップに復帰したドコモ。FOMAも過去最高レベルの純増を見せ、調子を上げてきた。FOMA契約者のうち18%を7月に獲得している。
電気通信事業者協会(TCA)は8月7日、ブラウザフォンサービス契約数を含めた携帯電話/PHSなどの2003年7月の契約数を発表した。携帯電話契約数は58万1900増えて、7779万5800。
各キャリアの単月の純増数の推移 4月、5月、6月とau(KDDI)が単月純増シェアトップを取ってきたが、7月はドコモが1位に返り咲いた。J-フォンは振るわなかった。
各キャリアの単月シェアの推移 3Gサービスでは、FOMAが調子を上げてきた。7月は12万4000の純増を果たし、累計契約数は65万8700となった。J-フォンの3G、Vodafone Global Standardは1万400増えて6万5800。auのCDMA2000 1xは58万4200増えて915万6400と1000万台が見えてきた。
カメラ搭載機はドコモの伸びが著しい。4月末に1000万を突破し、7月末には1500万を超えた。携帯全契約数に対する比率では34%に達した。auは45%、J-フォンは71%だ。 ムービー対応端末ではauが伸びている。381万台に達し、契約数に対する比率は25%。また「着うた」対応端末数も明らかにされた。7月末時点の台数は342万台となっている。
また参考としてプリペイド式携帯電話台数も公開されている。ドコモとauはいずれも減少。契約数全体に対する比率は、ドコモで0.2%、auで2.7%。なおVodafoneが7月末に公開した資料によると、J-フォンのプリペイド比率は7%となっている(7月28日の記事参照)。
PHSでは、ドコモ、DDIポケット、アステルグループ共に純減となった。減りが大きかったのはドコモで、1万9000の純減。「@FreeD」開始で得た純増数をはき出し、2003年3月の水準に戻った。
関連記事 au3カ月連続トップ──6月事業者別契約者速報 auが3カ月連続で単月シェアトップを獲得した。カメラはドコモが1287万、auが607万、J-フォンが1014万。ムービー対応機はauが308万台と最も多い。 ドコモ、単月シェアで3位転落──5月事業者別契約者速報 5月の単月シェアでドコモが3位に転落、auは2カ月連続で単月シェアトップを飾った。カメラ付き端末の台数ではドコモが順調だ 単月シェアトップはau──4月事業者別契約者速報 4月はトピックの多い月だった。純増数では3社がもみ合い、ドコモが2位転落。3G契約数ではFOMAが引き続き好調だ。「@FreeD」が始まったPHSでは、ドコモが約1年ぶりに純増を果たした 関連リンク 電気通信事業者協会(TCA) [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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