携帯所有、満足度トップはJ-フォンキャリア別の満足度調査によると、トップはボーダフォン(J-フォン)、ドコモは4位だった。テレビCMに関する好感度でも、トップはボーダフォンだった。
ネットリサーチのマクロミルは、携帯電話ユーザーに対して「キャリアの満足度」「端末の選択理由」「テレビCM好感度」「505iシリーズについて知っていること」「携帯にほしい機能」などを調査した。 キャリア別の満足度は、トップが「ボーダフォン」で75%。以下、auが67%、ツーカー63%、NTTドコモ60%と続いた。
自由回答の結果をテキストマイニングにかけ、頻出する話題(係り受け)を整理すると、ドコモでは「通話エリア−広い」「人−多い」「範囲−広い」など通話エリアの広さやユーザーの多さが主な満足点だった。対して、ボーダフォンやau、ツーカーは共通して「料金−安い」と、料金の安さが満足度のトップだった。 テレビCMに対する好感度でも、トップはボーダフォンで52%。NTTドコモの46%、auの44%がそれに続く。 理由をテキストマイニングによって分析したところ、ボーダフォンでは「ベッカム−出る」「感じ−良い」「センス−良い」などが好感度につながっているようだ。ドコモでは「加藤あい−かわいい」「感じ−良い」「自分−使う」(自分が使っている)などの話題が見られた。auでは「CM−面白い」「印象−残る」などという話題が上がっていた。
持っている端末のメーカーを選んだ理由を自由回答形式で尋たところ、シャープは「良い」「カメラ付き」といった単語が頻出。「カメラがよかった」「カメラ付きで一番最初だった」「カメラで一番画質がよかった」などの意見が多かった。 三菱電機は「安い」「使う」「メーカー」などが上位に入っており、内容を見ると「以前から同じメーカーを使っている」という意見が多かった。富士通、NEC、パナソニック、ソニー・エリクソンはいずれも「デザイン」がトップだった。
さらに、全体に比べて特によく出てくる単語(キーワード)を抽出したのが以下の結果だ。 シャープは「カメラ付き」「液晶」、三菱電機は「ATOK搭載」「アンテナ(がない)」、NECは「折りたたみ式」、パナソニックは「薄型」、ソニー・エリクソンは「ジョグダイヤル」など、各メーカーを特徴付けている単語が分かる。
今後、携帯電話にあればいいと思う機能を自由回答形式で尋ねてテキストマイニングにかけたところ、頻度が最も多かったのが、「安い−なる」という料金の値下げを求める声だった。 次に多いのは「機能−ある」となり、「JRのスイカと一緒にしてください」などといった声が聞かれた。また「テレビ−見る」(テレビを見る機能)を求める声や、「メール−できる」(通話とメールができれば十分)という意見も多かった。 反面「いろいろな機能があっても使いこなせない」という声もあり、二分されている。 今回の調査は、マクロミルのモニター1032人に対してネット上で行われたクローズド調査。調査期間は6月20日から6月21日だった。
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