KDDI、ICタグと携帯メールの連携実験店舗でICタグをかざすと、携帯に関連したメールが届く。KDDIが銀座プランタンで、こうした実験を行う。
KDDIは9月19日からプランタン銀座で、ICタグと携帯電話を連動させたメール配信サービスのトライアルを行う。 具体化しているものではないが、携帯電話本体へのICタグリーダーの搭載やモバイルショッピングへの応用も実用化を検討していくと言う。
今回のトライアルは、来店したユーザーが携帯電話用ストラップ型の非接触ICチップを受け取り、自分のメールアドレスをサーバに登録する。メールが利用できる端末ならauの携帯電話に限らない。店内に設置されたICタグリーダにICチップをかざすことで、端末にEメールが配信され、クイズやゲームを楽しめる。 携帯電話と非接触ICチップを利用したEメール配信サービスは、特に技術的に新しいものではなく、既に展示会などでサービスされたこともあった(2002年9月の記事参照)。KDDIの実験も、ユーザーの反応を確認したり、小売店への働きかけを主眼においたものとなる。
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