さらにゲーム機に近づく携帯電話〜バイオハザードも登場この秋はケータイゲームがアツくなりそうだ。バイオハザードやDINO CRISIS、ポップンミュージック、オトスタツなど、家庭用ゲーム機の人気ソフトが次々とケータイに移植される。
9月26日から28日まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2003」。家庭用ゲーム機用ソフトやアーケードゲームの新作でにぎわうなか、今後リリース予定のケータイ向けゲームも登場した。
注目なのは、カプコンがJ-フォンの256Kバイトアプリ用に開発中の「バイオハザード」。プレイステーション用ソフト「バイオハザード3」をベースにしたものだが、まったく同じものではなく、携帯電話で遊びやすいようにアレンジされている。とはいえ、3Dを生かしたゲーム画面の完成度は高く、バイオハザードの世界観が忠実に再現された。操作は、家庭用ゲーム機と同じものと、携帯電話のボタンで操作しやすいものとの2つのモードが用意される予定。リリース時期や配信方式、価格は未定だ。
カプコンブースは「DINO CRISIS」にも注目だ。こちらはドコモの505iシリーズ向けに11月にリリース予定。家庭用ゲーム機用の「DINO CRISIS」の世界観を生かしたガンシューティングで、ダンジョン内に現れる恐竜を倒していくゲームだ。 ゲームデータはサーバ上に記録でき、DINO CRISISユーザーにメールで挑戦状を送り、対戦することもできるという。
コナミの音楽ゲーム「ポップンミュージック」も今秋に504i、505iシリーズ向けに登場予定。505i用のものは、QVGA画面を生かした美しい画面と滑らかなアニメーションが特徴だと説明員。いったんアプリをダウンロードすれば、新しい曲を追加して遊ぶことができ、全国ランキングで腕前を競うことも可能だという。
ソニー・コンピュータエンタテインメントは、プレイステーション2向けのパズルソフト「オトスタツ」の504i、505i版を10月6日に公開予定だ。プレイステーション版ほどの画質ではないものの、携帯ならではの機能として「パズルの問題を随時新しくできる」のが特徴だという。リリース時期は未定だが、FOMAへの対応も検討中だという。
セガは今秋、3タイトルのゲームをリリース予定。一つは1987年にセガのマークIII用ソフトとして登場したロールプレイングゲーム「ファンタシースター」の505i版だ。 また既にJ-フォンやEZweb向けに配信されている、携帯発のオリジナルロールプレイングゲーム「サイキックファンタジー」も504i、505iシリーズ向けに公開される。暴走したコンピューターを止めるために戦う研究員が主人公のゲームで近未来が舞。9月30日に504iシリーズ向け、10月に505iシリーズ向けiアプリが配信される。 10月ごろにはサターンやドリームキャストの人気タイトル「サクラ大戦」をモチーフにした4つめのミニゲーム「舞ガール」(ドコモの504iシリーズ以降対応)が登場予定だ。
関連記事 タイトー「バトルギア」がiアプリに TGS携帯ゲームレポート 東京ゲームショウ 2003会場では携帯電話向けゲーム新作が出展されている。タイトーは「バトルギア」を含む3タイトルを、SNKは「METAL SLUG」を発表した。 ブロック崩しの名作「アルカノイド」がBREWアプリで登場 「携帯で3Dゲーム」の時代は来るか?〜東京ゲームショウ 関連リンク 東京ゲームショウ [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
最新スペック搭載ゲームパソコン
FEED BACK |