シャープ、低消費電力な「VMIS」イメージセンサーを開発シャープは、低消費電力で高画質な新型イメージセンサー「VMISセンサー」を開発したと発表。2004年第1四半期からサンプル出荷を開始、主に海外向け携帯電話端末などの普及機向けラインアップに加える。
シャープは10月24日、低消費電力で高画質な新型イメージセンサー「VMISセンサー」を開発したと発表した。2004年第1四半期からサンプル出荷を開始、主に海外向け携帯電話端末などの普及機向けラインアップに加える。
CMOSセンサーと同じXYアドレス方式を採用することで低消費電力化し、さらにCCDと同様の埋め込み構造フォトダイオードとVMIS構造による電荷検出を用いることで、低ノイズで高画質・高感度な画像を得られるという。 VMIS(Threshold Voltage Modulation Image Sensor:閾値変調型イメージセンサー)技術はイノテックが開発した。受光で発生した電荷によってMOSトランジスタの閾値を変化させ、閾値の変化を画像信号として出力するもので、CMOSセンサーの1種。 シャープは1/4インチ35万画素タイプのセンサーを試作済み。各種ロジック混載による1チップ化展開も容易だとしている。 関連記事エプソン、「ACDT」で携帯向けカメラに参入 関連リンク ニュースリリース シャープ イノテックのVMIS情報 イノテック [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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