Mobile&Movie 第85回
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作品名 | スパイキッズ3-D ゲームオーバー(SPY KIDS 3-D: GAME OVER) |
監督 | ロバート・ロドリゲス |
制作年・製作国 | 2003年アメリカ作品 |
エリートスパイ一家のコルテスファミリーが活躍するスパイキッズの第3弾は、ゲームオーバーというタイトル通りシリーズ最終章。これまでたくさんの面白おかしいスパイグッズが登場し、物語を盛り上げてきましたが、今回はなんと観客が劇場で3Dメガネをかけて、立体映像を楽しめる仕掛けになっています。
前作では秘密諜報員組織OSSの一員として活躍したジュニとカルメンの姉弟。しかし、ジュニはOSSに不信感を抱いて組織を離れ、カルメンとは別の道を歩み始めていました。そんなある日、ジュニの携帯電話に連絡が入ります。
「OSSが僕を探している?」
ジュニがポケットから取り出した携帯電話は、もはや普通のモトローラ。以前使っていたスパイ専用の最新鋭タイプではありません。
「ほっといてくれ。僕はもうスパイじゃない」
OSSからの呼び出しを頑なに断わろうとしたジュニでしたが、カルメンのピンチと知り、本部へ駆けつけます。実はカルメンはジュニ不在のなか、一人で任務を遂行しようとして、敵地で囚われの身となってしまったのです。
カルメンが閉じ込められたのは、ゲームの世界。子供たちの心を洗脳するためにトイメーカーという男が作り出したバーチャルゲームの中へ、ジュニは助けに行かなくてはならないのです。そして、そのゲームの洗脳プログラムが始まる前に、シャットダウンしなければ、子供はトイメーカーに支配されてしまう……。ジュニは、タイムリミットをさし示すOSS製の携帯電話機能付きウォッチを装着し、ゲームの世界へ出発します。
カルメンのいるステージまで進むためには、ゲームを短時間でクリアしなければなりません。ジュニが自分のパートナーに選んだのは、頭脳明晰なおじいちゃん。バーチャル世界でおじいちゃんは自由に走り回り、ジュニを援護してくれます。
さまざまな困難を乗り越え、やっとカルメンの待つレベル4のステージまでやって来たジュニの前に、トイメーカーが立ちはだかります。そこで、おじいちゃんとの意外な関係を知るジュニ。数年前にトイメーカーをサイバー刑務所に閉じ込めたのは、おじいちゃんだったのです。トイメーカーの恨みは深く、天才プログラマーの操る悪のロボットに、ジュニ、カルメン、おじいちゃんの3人は大苦戦。
そこでジュニは携帯ウォッチを使って
「みんな、集まって〜!」
とコルテスファミリーに呼びかけます。やって来たのは、パパ、ママ、おばあちゃん、マチェットおじさん、フェリックスおじさん。かつて戦ったマッドサイエンストのロメロやテレビ司会者のフループまで、協力してくれます。
みんなの力を合わせることで、史上最強の敵トイメーカーを倒すことはできるのでしょうか? 3D立体映像で繰り出す迫力のバトルと、超有名ハリウッドスターの意外な登場にドキドキの連続です。
公式サイトでは、ジュニが戦ったゲームとまったく同じものをプレイすることができます。最終レベルをクリアして待っているのは、いったい何なのでしょう? 劇場で配られた3Dメガネで楽しめる立体映像もあり、スパイキッズ最終作にふさわしい豪華さになっています。
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