Mobile:NEWS 2003年11月4日 05:31 PM 更新

KCCS、アバターシステム提供で露SeeStormと提携

京セラコミュニケーションシステムは、携帯コンテンツやPCのチャット向け3Dアバターシステムの国内提供について、露SeeStormと提携した。

 京セラコミュニケーションシステムと露SeeStormは、携帯電話とPC分野での3Dアバターシステム提供について提携を結んだ。日本国内において、SeeStormの技術を採用した3Dアバターのプラットフォームサービス「μSCENE SeeStorm Avatar」を提供する。


μSCENE SeeStorm Avatarのインタフェース。携帯カメラで撮影した小さな写真からでも3Dアバターを生成可能。ほかのキャラクターとの合成や音声の変換にも対応する

 μSCENE SeeStorm Avatarは、1枚の画像から顔の特徴となるポイントを抽出し、3Dキャラクターに変換するシステム(8月29日の記事参照)。表情を変えたり、別のアバターと合成したりといったことも可能で、KCCSでは携帯電話コンテンツやテレビ電話、PCチャットでの利用を見込んでいる(10月1日の記事参照)。

 KCCSでは、同社のeビジネス総合サービスを提供するインターネットデータセンター「D@TA Center」内にアバターシステムを構築、コンテンツプロバイダ向けには、ASP型サービスとして提供する。価格はサービス形態やコンテンツ提供価格に応じた個別の設定になるという。

 同社はアバターシステムの提供で、今期約1億円、来期で約5億円の販売を見込む。



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関連リンク
▼ ニュースリリース
▼ 京セラコミュニケーションシステム
▼ SeeStorm

[後藤祥子, ITmedia]

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