ドコモ、iモードメール送信を200通に制限ドコモは実質的にiモードメールの送信数を1日200通に制限する。迷惑メール対策のため、これまでの1000通制限を強化する格好。ただし受信側の設定により、200通を超えて送信されたメールを受信することもできる。
ドコモは2004年1月8日から、一つの端末から1日に200通を超えて送られたメールを受信拒否できる機能追加を行う。これまでも、1日1000通を超えるiモードメールの送信を制限していたが(8月21日の記事参照)、「それでもiモード端末から迷惑メール送信が続いていた」(ドコモ広報部)ため、制限を強化した。 ただし、制限を超えたメールを受信するかどうかは受信側に選択肢を持たせた。「迷惑メールを受け取る可能性もあるが、iモードメールを使ったメーリングリストなど、一部(200通を超えるメール)を欲しいユーザーもいる」(ドコモ)ため。ただし送信元を選択して受信する設定は行えず、初期設定では受信拒否の設定になっている。設定はFOMAを含む、すべてのiモード端末で12月25日から行える。 ドコモは今回の施策によって迷惑メール件数がどこまで減るかは試算を公開していないが、ユーザーからの情報提供数が8月末には6万通を超えていたが、10月20日の1000通制限以降、1万8000通に減ったという。今回の施策で、iモード発の迷惑メールはさらに減少が見込まれる。
関連記事 iモードメールに送信制限。1日1000通 ドコモはiモード端末を使って送信される迷惑メールに対処するため、iモードメールの送信回数を1日1000通未満に制限する。 ezからiモードに迷惑メール 迷惑メールを巡るイタチごっこが未だに続いている。対策が取られるたびに新しい手法を編み出す業者は、現在iモードに向けてau端末から迷惑メールを送信し始めている。 ドコモ、迷惑メール送信者の契約解除も ドメイン指定をしているにもかかわらず、迷惑メールが届いたら「imode-meiwaku@nttdocomo.co.jp」にメールを転送しよう。ドコモが送信者の利用停止や契約解除をしてくれるかもしれない。 au、メールの同報送信数を5件に制限〜迷惑メール対策 au端末から迷惑メールが送信されている状況に対処するため、KDDIはEメールの同報送信数を制限する。合わせて、迷惑メール業者の回線を迅速に停止できる規制措置も実施する。 関連リンク ドコモ ニュースリリース [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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