JPEG表示80%以上、6万色以上が75%〜1年で大きく変わった携帯ディスプレイ携帯向けコンテンツ作成の際に、大きな問題となるのはディスプレイの特性だ。表示可能なフォーマットは? 色数は? 表示サイズは? アクセスシェア情報を元に2003年の動向を見てみる。
携帯コンテンツを作成する上で、注意したいのがディスプレイの表示能力だ。2003年はQVGA液晶にハイエンドがシフトした年でもあり、全体としてこれまでと大きく変化した。
これまでコンテンツ制作者を悩ませてきた、表示可能な画像フォーマットはJPEGに統一されつつある。フレックス・ファームが行ったアクセスシェア(実際のサイトへアクセスしてきた端末の機種別シェア)調査によると、各キャリアのJPEG対応アクセスシェア比率は80%近くに達している。
次に問題となるのが、画像のサイズと色数だ。表示可能な画像の横ピクセル数を見ると、2002年は横90ピクセルが過半数を超えていたが、2003年は横120ピクセルに主流が移っている。色数は、2002年時点では256色が主流だったが、2003年には6万5536色以上が75%を占めるようにまでなっている。
とはいえ、低解像度も256色以下も依然として残る。「実機での確認や画像変換エンジンの利用が必要になってくる」とフレックス・ファームはコメントしている。
代表的な機種の画像関係スペック
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