2M+AFの威力 「SH505iS」「SH505iS」は、全機種にメガピクセルカメラが搭載されたiSシリーズの中でも、特にカメラに注力した端末だ。202万画素のCCDに加え、オートフォーカス機構を備えている。
505iSシリーズの中でも、ひときわカメラ機能に注力した1台──「SH505iS」が12月12日に発売される。前機種の100万画素CCDから、今回は202万画素CCDカメラにオートフォーカス機構を搭載。ボディ形状も、カメラ機能に振ったものに変更して、ケータイ+カメラとして世に問う。
カラーバリエーションは3色が用意された。アンテナは内蔵されている 撮影時のスタイルは、いわゆるヨコ撮り。側面に設けられたボタンを長押しすることで、カメラが起動する。120×160ピクセルの解像度を持つTFTサブ液晶をファインダー代わりに使って撮影できる。 オートフォーカスは、シャッターボタンが押されてから作動するタイプ。1秒程度でピントが調整される。カメラ画面で[0]キーを押すことで、フォーカスロックすることも可能だ。側面ボタンは半押しができ、これによってフォーカスロックすることもできる。半押しの感覚は、これまでのAF付き携帯の中では最もよかった。
オートフォーカスは4種類のモードのほか、手動でピントを調節できるマニュアルフォーカスも用意されている。右は「オリジナルモード」の設定画面 静止画撮影サイズは、iショット(S)(L)から、サブ液晶サイズ(160×120)、メイン液晶サイズ(QVGA、240×320)、VGA、XGA、2M(1224×1632)の7種類。従来機どおり、どのサイズで撮影しても、iショット時には自動的に送信可能なサイズに自動リサイズする機能を備えている。本体内蔵メモリのほか、miniSDカードに保存することもできる。製品には16MバイトのminiSDカードが付属する。 ヨコ撮りを主眼に置いているだけに、サブ液晶のメニューだけでもさまざまな操作が可能になっている。背面には三つの操作ボタンが用意され、カメラ起動時には上下でズーム、中央でメニューを表示できる。 メニュー中、面白いのは「オリジナルモード」だ。あらかじめ、画像サイズや画質、画像保存先などを2パターン登録できる。サブ液晶のメニューで、このオリジナルモードを呼び出せば、面倒な操作をすることなく撮影画素数などを変更できる。
また背面液晶では、受信したメールを閲覧できるほか、背面ボタンの操作だけで、「了解しました」「後ほど連絡します」などの短文を返信できる。 メインのソフトウェアは、「SH505i」をベースに「SH252i」で追加された機能も盛り込まれている。待ち受け画面から数字を入力して、スケジューラーの指定の日を表示させたり(例えば1224と入力して決定を押すと、12月24日のスケジュールが表示される)、待ち受け画面からタイマーを起動させたりできる。 撮影した画像の加工処理も、画面を2分割して、加工前と加工後を見比べながら行える「スピーディーラボ」を搭載した。
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