携帯基地局、W-CDMAへの切り替え進むマルチメディア総合研究所は12月10日、世界の携帯電話基地局市場についての調査をまとめた。基地局市場は、2002年をピークに減少していくが、この中でW-CDMA基地局市場は2003年、市場全体の3割を占めるまで成長する。 W-CDMA基地局では、ドコモにより日本での基地局設置が先行していた。2002年末では1万5000台、2003年末には3万8000台が国内で設置される。 欧州では、2003年3月にハチソングループがイタリア、英国でW-CDMAの商用サービスを開始し、10月時点では欧州5カ国6事業者でサービスインしている。これらにより、2003年末の欧州のW-CDMA基地局設置台数は5万7000台となる。 中国でも、順調に設置が進めば2006年には10万9000台の設置となるが、「3G方式サービスのライセンス発給を見合わせているうえ、中国独自の3GサービスTD-CDMA方式を採用する動きもあり、W-CDMA市場はやや不透明な情勢」(マルチメディア総研)。 関連リンク マルチメディア総合研究所 [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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