Mobile:NEWS 2003年12月19日 12:42 PM 更新

Mobile&Movie 第93回
バッドボーイズ2バッド「今度はマシなネタか!」

映画の中の名脇役として登場する“モバイル製品”を紹介する「Mobile&Movie」。今回ご紹介するのは、マイクとマーカスのバッドボーイズが活躍する痛快アクション「バッドボーイズ2バッド」。マイクのケータイは、マトリックスのネオとおそろい?

作品名バッドボーイズ2バッド(BAD BOYS II)
監督マイケル・ベイ
制作年・製作国2003年アメリカ作品


 マイアミは、ゴージャスなビーチが広がるリゾートタウン。降り注ぐ日ざしと同じくらい陽気な人々が暮らしています。しかし、その裏には南米ルートから入ってくる大量の麻薬の中継地点という一面も合わせもっています。

 マイアミ警察の名物コンビ、マイクとマーカスは顔を合わせるとケンカばかりでも、気の合う最高のパートナー。麻薬取締りの特捜チームに所属され、マイクはがぜん張り切りますが、マーカスはあまり気分が乗らない様子。それでも、マイクはマーカスの背中を叩いて、捜査を進めていきます。

 ある日、情報屋のアイスピックが密売に関する噂を聞きつけ、マイクに連絡します。しかし、そこで行われたのは小規模の取引き。組織の黒幕を捕まえたいマイクはカンカンになってアイスピックに電話します。

「アイスピックか?」

「YO! ブラザー!」

「たったのニ袋なんて、恥をかいたぞ!」

 キレかかるマイクに、アイスピックは大慌て。マイアミでもっとも危険な男、マイクを怒らせるとどうなるか知っているのです。何とかマイクを落ち着かせようと新しい情報を流します。

「今度はマシなネタか!」

「ハイチの連中が何か襲うそうだ」

 こうして、次の標的を定め、マイクは先回りして罠を仕掛ける準備をします。マーカスはといえば、マイクへの態度をますます悪くしていきます。それというのも、KKKの集会で行われた麻薬取引き現場へ乗り込んだ時に、激しい銃弾戦になり、マイクの弾がマーカスの体に当たったから。幸い、お尻の肉の一部分をかすめただけでしたが、マイクが自分に銃口を向けたことに納得がいかないのです。“マーカスを守るためにしたこと”だと、マイクがいくら説明してもしつこく恨んでいるマーカス。任務が第一と、すねるマーカスをなだめながら、マイクは捜査を続けます。

 実はマイクにはマーカスの機嫌を損ねられない理由がもう一つあったのです。それは、マーカスの妹のシドと付き合っていること。マーカスにはずっと秘密にしておきたいマイクでしたが、シドは早く発表したくてたまらない様子。シドは連邦麻薬捜査局の職員で、表向きは休暇を取ってマイアミに戻ってきたことになっていましたが、本当は麻薬シンジゲードの潜入捜査のためにマイアミ入りしたのです。極秘で行われるこの捜査は、非常に危険なもの。それを知っていて、シドはマイクと付き合っていることを家族に知らせておきたかったのです。

 やがて、アイスピックの情報どおり、ハイチのギャング団が暴れ出し、マイクは無茶なカーチェイスを繰り広げます。そして、なりふり構わぬ捜査で、麻薬組織の黒幕がジョニー・タピアであることを突き止めます。このタピアは逮捕歴があるものの、何度も証拠不十分で誤逮捕となり、慰謝料を払わされている相手。警察としてはメンツを保つためにも、慎重になってしまうところなのです。

 そんなことにはお構いなしで、タピアの周辺を嗅ぎまわっていくマイクたちは、タピアに色仕掛けで接触しているシドの姿を目撃……。裏切られた気持ちで怒るマイク、とにかく心配するマーカス。それでもシドは任務を遂行しますが、タピアに近付くほど危険が大きくなっていくのでした。今度こそタピアを逮捕をできるのか? シドは無事に戻ってこれるのか? マイクとマーカスのバッドボーイズが、マイアミからキューバにまで渡り、大活躍する痛快アクションです。

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[本田亜友子, ITmedia]

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