Mobile Weekly Top10
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1位 | “本気”のFOMA「900i」発表 | ||
2位 | 究極のiモード〜FOMA「900i」5機種が発表 | ||
3位 | Bluetoothにタッチパネル〜「F900iT」と「P900iV」 | ||
4位 | 900iシリーズは「505i」にどこまで追いついたか | ||
5位 | “au買うのはちょっと待って”とドコモ、榎氏 | ||
6位 | “刀”をイメージした最軽量端末〜「N900i」 | ||
7位 | ワンプッシュオープン+カスタムジャケット〜「P900i」 | ||
8位 | FOMA「900i」を買うべきか | ||
9位 | Excel、PDFの閲覧も〜「SH900i」 | ||
10位 | GPS+AF128万画素CCD〜実は大穴の「F505iGPS」 |
今回は2003年最後のTop10である。ZDNet Mobile最後のTop10でもある。何はともあれ先週はドコモの“900i”で盛り上がった。
900iの5機種は、いずれもバランスのいい端末。カメラや液晶画面などは505iSシリーズと比較して飛び抜けた部分はないが、逆にいえば、505iS同様のハードウェアと、iSを超えるiアプリなどの新機能を、よくFOMAのボディに収めたな──と素直に技術の進歩に感心した。
もちろん、比較的完成度の高かったF900iから、なんとか動作していたD900iまで、開発の進行度合いはいろいろだが、いずれの端末も期待は高い。
筆者が特に気になったのが、「N900i」と「SH900i」だ。N900iは、「NEC側は通ると思わなかったデザイン」だというが、いい意味でも悪い意味でもNEC的なデザインだと感じた。買うのに意識を飛躍させる必要がない。斬新でいて、あくまでトラディショナルなポイントは押さえている。薄く、軽いボディに、こなれたソフトウェア。実はNEC製FOMAは、N900iで6機種目になる。
「SH900i」は、SH505iSのソフトウェアを引き継ぎながら、新機能も盛り込んだFOMAだというのがポイント。各社、50x系とFOMAでは操作性をいくぶんか変えているが、SH900iはほぼ50x同様の操作が可能だ。FOMAならではのマルチタスク機能などは付いていないが、50x系からスムーズに移行できそうな感じを持った。つややかな塗装も、実物はけっこう高級感がある。
さて900iには大きな不安点もある。それは公式コンテンツの対応だ。iモード事業部がFOMAに本腰を入れてから、コンテンツプロバイダの多くはFOMA対応を進めてきているが、現在のところ、FOMA対応公式サイトは3373サイトと、iモード全体の87%。
特に、銀行サイトの対応が遅いのが筆者には辛い。iモードではサービスされていても、FOMAでは抜け落ちている銀行があるのだ。何パーセント対応したというよりも、自分が普段使っているサービスがあるかどうかが決め手である。結局、900iを買っても、505iSも持ち歩くことになるのかもしれない。
iモードの最大の魅力はやはりコンテンツ。サービスエリアや端末が505i並になるのなら、コンテンツの対応も、もう少しだけ頑張ってほしい。
青い棒がiモード公式サイト数。緑のグラフがFOMA対応サイト数。急速に増えてきてはいるが、まだ足りていないサイトがけっこうある
[斎藤健二, ITmedia]
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