Java Technology Conference 2004の会場には、携帯電話関連のサービスを提供するメーカーがブースを出展、サービスをアピールしている。
NTTドコモは900iシリーズ全機種に実際に触れられるデモを実施している(特集参照)。900iシリーズ全モデルが一般公開されるのはこれが初めてとあって、来場者の注目を集めた。
ドコモブースではFeliCa端末の試作機とそのサービスイメージのデモも行われ、am/pmのレジに備えられたEdyカード読み取り機に携帯をかざして支払いするプロセスを実際に体験できる。
am/pmとFeliCa端末の連携サービスは、来月からモニター実験が開始される予定。本サービスは9月頃のスタートを目指している。
ノキア・ジャパンブースは、ユニークなデザインのW-CDMA/GSM端末「Nokia 7600」(2003年10月の記事参照)を中心とした展開。展示された7600は実際に触れて使用感を試せる。
ノキア・ジャパンでは端末の日本語化を進めており、日本での発売も予定している(2003年10月の記事参照)。ボーダフォンも自社の3G端末のラインアップとして紹介しており(2003年11月の記事参照)、日本市場への投入が待たれる。
オムロン ソフトウェアは、組み込み型日本語入力エンジン「Advanced Wnn」の多言語入力対応を紹介。同じエンジンで「中国語」「韓国語」「英語」などの多言語への対応が可能だという(2002年6月の記事参照)。
「日本語入力に関しては、かなり成熟してきた」と説明員。今後は1つの端末で複数言語を使い分けるような利用シーンも増えると予想されることから、多言語対応に注力するという。既に中国語対応に関しては、いくつかの端末メーカーが興味を示しているという。
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