Sony Ericsson、メガピクセルにQVGAのGSM端末「S700」

» 2004年03月10日 20時09分 公開
[ITmedia]

 Sony Ericssonは3月9日、2.3インチのQVGA液晶と130万画素のデジカメを備えたトライバンドGSM端末、「S700」を発表した。2004年第4四半期の出荷が予定されている。

 日本のソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製ドコモ端末「SO505i」(2003年4月の記事参照)「SO505iS」(2003年12月の記事参照)と同じ、液晶部が回転する機構を採用。ジョグダイヤルは装備せず、円形の方向キーを備える。外部メモリとしてはメモリースティックDuoスロットが用意された。

 液晶部をスライドさせて開くメガピクセル端末「S700」

 S700のカメラ部分はソニーとの共同開発によるもので、130万画素のメガピクセル。1280×960ピクセルの画像を撮影でき、フォトライト、8倍デジタルズーム機能を備えている。ビデオクリップのキャプチャやストリームもサポートする。外部インタフェースとしては、Bluetoothと赤外線も備えており、撮影した画像をこれらのインタフェース経由でPCに送信し、編集するといった連携作業も可能だ。

 エイチアイが提供する3Dゲームエンジンが搭載され、Sony EricssonのWebサイトからJavaゲームをダウンロードすることもできる。MP3プレイヤー、着メロ作成、40音和音の着信音といった機能が搭載されている。

 30万画素クラスのカメラを搭載した「K700」

 同時に発表された「K700」は、VGA解像度のカメラを内蔵したトライバンドGSM端末で、20局をプリセットできるFMラジオを内蔵している。内蔵メモリは32MバイトでBluetoothを搭載。出荷は2004年第2四半期を予定している。

 30万画素クラスのカメラを搭載、push-to-talk機能を備えた「Z500」

 「Z500」は、携帯電話をトランシーバーのように使える「push-to-talk」機能を備えたVGAカメラ付き携帯(2月27日の記事参照)。Class 10 EDGEのデータ送受信をサポートしている。PTT機能は、Sonimが提供するPush to talk over Cellular(PoC)を利用する。トライバンドGSM対応で、出荷は2004年第3四半期の見込み。

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