富士通と三菱、共同開発を検討〜SymbianベースのFOMA開発で

» 2004年03月24日 13時13分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 富士通と三菱電機は、Symbian OSベースのFOMA開発について、共同開発を視野に入れた開発協業を検討していると発表した。

 FOMA対応の高機能OSが、Symbian OSと、Linuxの2つに進みつつある中、端末開発期間を短くし、競争力のある商品を早期に市場投入するのが目的。

 検討スケジュールや内容については今後、両者間で詰めるとしている。

 「(今回の協業では)PCに例えると、プラットフォームをどう作ったらいいのか、というのを検討するイメージ。端末は独自で作って独自で売る」(三菱電機)

 富士通はFOMA開発において、「F2051」を皮切りに「F2102V」「F900i」でSymbian OSを採用するなど、開発実績がある。

 端末開発の協業はこれまでも、カシオ計算機と日立松下とNEC東芝と三菱電機ソニーとEricssonなどの例がある。

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