ドコモとベーステクノロジー、FOMAデータ通信を最適化し速度向上

» 2004年04月06日 14時02分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 ベーステクノロジーは4月6日、FOMAの通信特性に最適化しデータ通信の高速化とデータ量削減を実現できるソフトウェア「QuiXーMobile Accelerator F」をNTTドコモと共同開発したと発表した。価格は58万円から。12日から出荷を始める。

 QuiXーMobile Accelerator Fをインストールしたサーバを経由して通信を行うことで、データ量を最大95%圧縮し、速度を高めかつ通信コストを削減できる。クライアント側(Windows 2000/XP)にも専用ソフトが必要となる。また「Webのやり取りはデータ量が小さく、FOMAのスピードが生きる前に送受信が終わってしまう」(ベーステクノロジー)という問題を、通信手順を工夫してレスポンスを向上した。

 「ドコモのFOMAカードに最適になるように調整」しているが、他社のデータ通信カードなどでも効果があるという。

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