レビュー
2004/04/06 22:27 更新
モバイルショップ製品レビュー:
「ケータイ王のアンテナ」で電波状況は良くなるか?
携帯電話の電波状況をよくする、外付けの「パラボラアンテナ」。“ケータイ王”ことケータイベストの名物編集者、羽田卓生氏もイチ押しの製品だが、その実力のほどはいかに。
「オレの家って、本当に電波状況悪いんだよね。何かいい方法ない?」――そんなあなたにオススメしたいのが、ミサキコーポレーション製「パラボラアンテナ」だ。

サイズは約175×470×140ミリ、重さは約640グラム
同アンテナは、テレビ東京のバラエティ番組「TVチャンピオン」で“ケータイ王”に輝いたケータイベストの名物編集者、羽田卓生氏が番組終了間際に持っていたことで、一躍脚光を浴びたシロモノだ。
ユーザーから「あれが欲しいんですが、どこに売っているんですか!?」との問い合わせを受け、現在ITmediaモバイルショップで販売している。このアンテナを装着することで、どの程度電波状況が改善するのか、実際に試してみた。

「もしも〜し、あれ、ちょっと電波悪いな」の図(*ちなみに通常は固定して使います)
2本使いでダイバーシティ機能も
まずは、モバイルショップで取り扱っているセットの中身を確認しよう。パラボラアンテナには、シリアルコネクタがついた接続ケーブルが付属しており、ドコモの800MHz用PDC携帯と接続できる。セットには、標準添付ケーブルに比べて低損失のコネクタが付いた同軸ケーブル「5D-2V」(約9.7メートル)も1本付属している。

アンテナの背面。支柱などに固定することを想定している

付属の低損失コネクタ付ケーブル「5D-2V」。「マニアも納得の一品ですね」(ケータイ王こと、羽田卓生氏)
早速、利用してみよう。ひとまず、電波が悪そうな場所を探す。ここで重要なのは、「圏外ではアンテナの効果がない」こと。KA-001はあくまで電波の利得を上げるためのもので、そもそも電波が届かない場所では意味がない。
というわけで、携帯のアンテナ表示が0〜1本しか立たないような、通信が不安定なポイントに移動する。その場所で、アンテナと携帯を接続。ここで、すぐにもアンテナが3本になる……と話がうまいのだが、試したところでは一瞬で効果が出るわけではなさそうだ。
しかし、ここで慌ててはいけない。KA-001は指向性を持ったアンテナであるため、アンテナをあちこちに向け、どの方向に向ければ受信状態がよくなるか慎重に検討する。ここ、という場所に向けると……見事アンテナ表示は3本を示した。この状態で、アンテナを固定してしまえばいいわけだ。

1〜2本であることが多かったアンテナ表示が、2〜3本を示すようになった(クリックで拡大)
ちなみに、付属の接続ケーブルにはパラボラアンテナを2つまで接続することができる。そもそも携帯電話は内蔵アンテナを2種類持っているが、それに1対1で対応するよう、パラボラアンテナを接続できるのだ。
「ドコモのPDC方式の場合、アンテナを2本使用するとダイバーシティー機能が有効になり、受信感度の向上が期待できる」(ミサキコーポレーション)

付属のケーブルの、アンテナ接続部。2本口が空いているのが分かる
ミサキコーポレーションのサイトでは、アンテナ2本セットのバージョンも販売している。資金にゆとりがあり、充実の電波環境を実現したいユーザーは、「パラボラ2本構成」というのも検討してみてはいかがだろうか。
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[杉浦正武,ITmedia]
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