リクルートは携帯電話向けに二次元バーコードを発行するシステムをウェルネットと共同開発し、4月1日より提供を開始した。
リクルートが提供してきた「MO-ON(ムーン)」の新機能として提供されるもので、顧客企業は従来のクーポンメール配信、会員登録・抽選・予約管理などの機能と共に、ユーザーの携帯電話に二次元バーコードを発行するサービスが活用できる。
同バーコードには転載・転送防止対策が施されているため、クーポン利用者の確実な個人認証が可能。また、店舗やイベント会場などでバーコードリーダーから読み取ったデータは、利用実績を即座に付属の管理用PCで閲覧、集計できるため、いつ、どこで、どのバーコードが何回利用されたかなどの分析が行える。
同システムは、MO-ONサーバをリクルートがASP形態で提供し、二次元バーコードを読み取るリーダー端末およびデータ管理のPC一式は、ウェルネットよりレンタルで提供される。
「MO-ON」の利用料金は初期費用が30万円から、月額費用が9万円から、メール送信料金は1件あたり最大10円。また二次元バーコード発行/読取システムの初期費用は10万円から、月額レンタル料金は2万円から、バーコード発行料は4円から。
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