インフォプラントは4月13日、携帯電話のカメラ機能についてアンケート調査結果を公表した。「カメラで撮っているもの」の男女差などが明らかになった。
携帯電話に「カメラ機能がある」と答えたのは、回答者全体の87.5%。利用頻度は、「月に2、3日」が33.5%で最も多く、以下「週に1、2日」30.4%、「月に1日以下」17.2%、週に3、4日「12.1%」、「週に5日以上」5.4%となっている。
携帯電話のカメラで主に撮っているものは、男性では「友人・知人」が40.5%でトップ。以下、「風景」が36.1%、「メモとして残したいもの」35.2%、「家族・親類」34.9%の順となる。
一方女性では、「家族・親類」が48.2%で最多。「友人・知人」が45.4%、「ペット」が36.5%、「風景」が32.9%の順だった。
順位 | 男性(%) | 女性(%) |
---|---|---|
1 | 友人・知人(40.5) | 家族・親類(48.2) |
2 | 風景(36.1) | 友人・知人(45.4) |
3 | メモとして残したいもの(35.2) | ペット(36.5) |
4 | 家族・親類(34.9) | 風景(32.9) |
5 | 街中などで興味を持ったもの(29.8) | 自分(22.3) |
6 | ペット(21.8) | メモとして残したいもの(20.8) |
7 | 商品(14.3) | 街中などで興味を持ったもの(20.6) |
8 | 自分(13.9) | 商品(12.1) |
男女ともに「友人・知人」が高順位にランクしているのは変わらないが、「家族・親類」となると、男女間で13ポイントほどの開きがあることが分かる。人を撮る、ということでいえば、「自分」を撮ると回答したユーザーも、男性では13.9%だったが、女性では22.3%と比較的多くなっている。
また、男性は35.2%が携帯カメラをメモ代わりに使用するのに対し、女性では2割程度だったのも興味深い。「街中などで興味を持ったもの」についても、男性の方が頻繁に撮影する傾向があるようだ。
なお、撮った写真の使い方を問う項目では、全体の70.8%が「撮影した端末で見る」と回答。「ほかの携帯に送る」が66.6%、「携帯の待受にする」が66.5%だった。
「自分のPCに送る」は12.2%、「他人のPCに送る」は6.5%と比較的少数派。PCを巻き込んだ利用というよりは、携帯電話のみで利用が完結していることがうかがえた。
調査は、iモードの公式サイト「とくするメニュー」内で3月22日から29日にかけて行われたもの。全国のiモードユーザー、2万3060人から有効回答を得た。
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