CDMAの腕時計携帯がインドでリリース

» 2004年04月19日 16時31分 公開
[ITmedia]

 韓国メーカーのTelsonが、腕時計型携帯電話を開発していた。腕時計型携帯電話としては、ドコモの「WRISTOMO」が先行しているが、Telsonの「TWC 1150」は、さらなる多機能をコンパクトな筐体に詰め込んでいる。Telson TWC 1150は先頃、インドで最初の腕時計型携帯電話としてリリースされた(Telsonによる製品自体は2003年11月に発表されている)。

 Telson TWC 1150の特徴としては、IrDAによるワイヤレスイヤフォン、プラグイン形式のデジカメ(33万画素)、256色のカラー液晶(128×112ピクセル)、音声認識による応答などが挙げられる。

 ディスプレイの右側には十字キーが、時計のベルト部分にはテンキーも組み込まれており、オペレーションで困ることはなさそうだ。重さはバッテリー込みで98グラム。「iPod mini」とほぼ同じ重さ。片手で操作できるものに限られるが、ゲームを内蔵。16音和音のMIDI音源を内蔵している。待ち受け時間は150時間、通話時間は100分でCDMA2000 1Xに対応している。

 WRISTOMOとの大きな違いは、イヤフォンではなく、スピーカーフォンがメインの使い方だということで、腕を近づけて話すという、「ウルトラ警備隊のやり方」により近づいている。残念ながらカメラは静止画のみで、動画はサポートしていないが、発信者番号によりアドレス帳に登録してある静止画が表示されるので、それらしい雰囲気は出すことができる。

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