ボーダフォンのアナログテレビチューナー内蔵ケータイの第二弾として登場するのが東芝製の「V401T」(4月7日の記事参照)。テレビ機能がどのように進化したのかを、7つのポイントから探った。
V401Tの特徴の1つはQVGA液晶でテレビを視聴できるようになった点。2.2インチの液晶サイズはテレビケータイ初号機の「V601N」(2003年10月の記事参照)と同じだが、解像度はV601Nの216×160ピクセルに対し、320×240ピクセルと大幅に向上した。
両者を比べると、V601Nではテレビを凝視しているとドットの粒が若干目につく感があるが、V401Tではきめ細かな画面で番組を視聴できる。通販番組や料理番組などで表示される細かい文字の情報も、V401Tのほうが読み取りやすい。
伊藤氏によれば、テレビを見る際のフレームレートも、「V601Nでは15fpsだが、V401Tはテレビ放送と同じフレームレートの30fps」と向上し、滑らかな映像を視聴できるという。
V401Tのテレビ機能で注目なのが録画機能。24Mバイトの内蔵メモリに最大で12分の映像を録画できる。
テレビを見ている際に左ソフトキーを押すと録画が開始され、右ソフトキーを押すと静止画をキャプチャできる。ただし予約録画には未対応だ。
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