米7-Eleven、プリペイド携帯に進出

» 2004年04月28日 08時40分 公開
[ITmedia]

 コンビニチェーンの米7-Elevenは4月27日、自社ブランドの携帯電話サービス「Speak Out」を発表した。全米のチェーン店でプリペイド携帯電話を販売する。

 通話料金は時間や曜日、市内/長距離を問わず1分間20セントで、米国の平均的な携帯電話料金の半額をうたっている。携帯電話は電話番号設定済みでバッテリーも充電されており、箱から取り出してすぐ使えるのが特徴。米国の小売大手がプリペイドの携帯電話製品を投入するのは7-Elevenが初めてだとしている。

 携帯電話はNokiaを採用、カラー液晶搭載の「Nokia 3560」は89.99ドル、「Nokia 2260」は49.99ドルで販売する(いずれもリベート後の価格)。通話時間の補充には25ドル、50ドル、75ドル、100ドルのカードが販売され、120日の期限内に補充した場合は未使用分が持ち越される。スターターパッケージは50分の通話込み。

 Speak Outプログラムは既に一部のチェーン店で試験提供が開始され、この夏をめどに全米5300店に提供を拡大する計画。プログラム運営とサービス提供はZtar mobileに委託する。Ztar mobileはCingular Wirelessの全米ネットワークを利用している。

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