日本の携帯電話の成長ペースは確実に落ちてきているようだ。
総務省は4月28日に発表した、携帯電話・PHS加入者数資料によると、3月末時点の契約者数総数は8665万8645人。人口普及率を見ると67.9%となった。
1994年(平成6年)に、これまでレンタルだった携帯電話の買い切りが解禁となり、これを契機に、携帯の普及は急激に加速した。その伸びも、2000年に2度目のピークをつけて以来、徐々に落ち込んでいる。
毎年の契約者増加数は伸びが減少傾向にある
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