10種の機能を割り当てられるコントロールパッド〜「V401D」ビジネスシヨウ TOKYO2004

» 2004年05月11日 15時53分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 「デジタルカメラを意識して開発した」というのが、ボーダフォンの三菱電機製端末「V401D」。有効画素数100万画素のスーパーCCDハニカム(記録画素数200万画素)を搭載、レンズカバーの開閉でカメラの起動や終了を行えるなど、使い勝手は良好だ。

 ヴィヴィッドなカラーの「V401D」
 1.3インチの大型液晶を見ながら撮影できる
 カメラは底面に装備。レンズを保護するカバーを開くとカメラが起動、閉じると終了する。マクロ切り替えスイッチはレンズの周りに付いている。左の白い部分が撮影補助用ライト。下の白い丸は明るさを感知するセンサ

 注目なのは撮影モードの豊富さ。グルメ、ペット、サーフ&スノーなど24種類が用意されている。この数はドコモの「D506i」と同等で、設定内容も同じものだ(5月6日の記事参照)。

 撮影モードは24種類。背面液晶はカメラのファインダーとして利用できるほか、カメラ設定の確認、ライトのオン/オフ、マナーモードの設定ができる

 また、端末に上下方向を感知する加速度センサーを装備。横撮りした写真でも端末を縦にしてみる際には写真の向きが自動的に切り替わる。

タッチパッド感覚で使える「コントロールパッド」

 V401Dのもう一つの注目機能は、なぞって操作できる「コントロールパッド」だ。端末側面の白く細長いエリアがそれで、メニューや画面のスクロール、カメラ利用時のズーム、あらかじめ登録した機能の呼び出しに対応している。

 左の白いエリアがコントロールパッド。薄青く光っている

 コントロールパッドは、「中に細かいスイッチがたくさん入っている。なぞったときの指の圧力とスピードを感知するとスイッチがオン/オフして反応し、機能を呼び出す」仕組みだ。

 メールやWebの閲覧時、メニュー画面の操作時に指を滑らすと、画面やアイコンをスクロールできる。「なぞってスクロール」と「オートスクロール」の2つのモードが用意され、オートスクロールを選ぶとパッド上で指を下まですべらせて止めると、画面がスクロールし続ける。なぞってスクロールは指を止めるとスクロールも止まる。閉じた状態でカメラを使っている場合には、ズームの操作が可能だ。

 待ち受け画面からコントロールパッドを特定のやりかたでなぞることで、指定した機能を起動できる。なぞり方は10種類がプリセットされており、それぞれに機能を割り当てられる。

 一回上から下に指をすべらす、「下から3回滑らす」など10種類のなぞり方があり、それぞれに任意の機能を割り当てられる
 割り当て可能なのは、ダイヤル発信、ロングメール作成、スカイメール作成とメニュー内の機能。右は上から下になぞると電卓が起動するように設定したところ


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