Qualcomm、業績予測を上方修正

» 2004年05月13日 08時33分 公開
[ITmedia]

 携帯電話向け技術会社の米Qualcommは5月12日、同社第3四半期(4〜6月期)と通期の業績が当初予想を上回る見通しだと発表した。

 第3四半期の売上高(Qualcomm Strategic Initiatives=QSI分野を除く)は前年同期比44〜46%増となる見通し。従来予測では41〜44%の伸びを見込んでいた。1株利益は従来予測の48〜50セントから、前年同期比55〜61%増の51〜53セントに見通しを引き上げた。

 同四半期中のMobile Station Modem(MSM)電話用チップの出荷は、当初予想を上回る約3400〜3500万を達成。WCDMAの特許料収入増大、6000シリーズMSMへの移行が予想以上のペースで進んだこと、CSM製品の堅調な受注も要因となっている。

 通期業績予測はQSIを除く売上高が前年同期比28〜30%増、1株利益は同41〜44%増の2〜2.05ドルに引き上げた。従来予測では1.93〜1.98ドルの1株利益を見込んでいた。

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