マギー審司がボーダフォン・クリエイターを応援!

» 2004年05月21日 19時29分 公開
[新崎幸夫,ITmedia]

 ボーダフォンの携帯アプリ開発者にとって、「耳を大きくして聞くべき」トピックがある。6月2日から、BS-iでゲームやアニメの若手クリエイターを応援する番組「クリエイターズライブ!」が始まるのだ。放送枠は毎週水曜25時〜25時30分で、司会はマギー審司さんが担当する。

 将来一流のクリエイターを目指す若者たちに、作品発表の機会を与える番組。携帯アプリの募集も行っており、中でも面白い作品は有料コンテンツとして配信される。5月21日、都内で開かれた制作発表記者会見には、マギー審司さんと番組アシスタントの武田真理子さんがかけつけた。

Photo 左から武田真理子さん、マギー審司さん
Photo マギー審司さんは、師匠であるマギー司郎ゆずりのおとぼけトークで知られるマジシャン。高校卒業後は単身アメリカに渡り、1年間プロのマジシャンの下で本格的に修行したという
Photo 武田真理子さんは、2004年度三愛の水着イメージガール。2002年まで雑誌「CanCam」のレギュラーモデルを務めたことでも知られる

 携帯ゲームで遊ぶかと聞かれたマギー審司さんは、「RPGが好きで、携帯にもともと入っているやつ(プリインストールのゲーム)をやったりします」とコメント。「さっきまで番組の収録をやってたんですが、(一般応募アプリが優れていて)アマとプロの境が分からないですね!」と感心していた。

 一方、武田さんはというと「“もぐら叩き”ぐらいしかやったことがないです」。やりたいゲームとしては「シンデレラストーリーみたいなゲームをやりたいな。シンデレラになるのが夢なんで……。多分、流行んないですね」(笑)。

Photo 今までにないアプリを作るとしたら、どんなものを作るかと聞かれたマギー審司さん、困った表情で「エェ! それができたら僕がクリエイターで応募しますよね!」

 今の気持ちをマジックで表してほしい、とリクエストされたマギーさんは、「お、来ましたね?」と嬉しそう。

 「じゃあ、今日は新ネタをやります。僕の耳を見てください」

 ポケットを探ってごそごそし始めたマギー審司さんは1呼吸おいた後――。

Photo 「耳でかくなっちゃった!」

 「この耳は、いつもより大きいんです。新ネタというよりは、新製品……。450円……」

 会場は微妙な笑いに包まれていた。

ボーダフォンの狙いは「底辺拡大」

 「クリエイターズライブ!」では、毎回有名クリエイターがゲスト出演して作品を批評する。また、クリエイター達のチャレンジの舞台裏をドキュメント形式で伝える。

 「クリエイターズVアプリ」のコーナーでは、クリエイター自作のVアプリ作品が紹介される。ボーダフォンの一般投稿Vアプリサイト「週刊ゲームLive」「週刊アプリLive」と連携しており、特に面白いと判断された作品は有料課金(2月16日の記事参照)で提供されるという。

Photo 会場には実際に投稿されたVアプリも展示されていた

 ボーダフォンのプロダクトマネジメント統括部、サービスマネジメント部の山口信主任は、「こうした番組で携帯アプリの底辺が拡大すれば」と話す。

 「携帯向けアプリといえば、メジャーなビッグタイトルもある。しかし、それ以外に一般投稿のような作品が増えた方がいい」と、期待を話した。

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