富士通総研、携帯電話によるプロモーション動向とASPサービスの今後を分析

» 2004年05月27日 18時03分 公開
[ITmedia]

 富士通総研は5月27日、主要ケータイASPベンダーを対象とした調査結果を発表した。

 同調査によれば、2004年3月末現在で、ケータイASPベンダー9社の累積契約数は2385件。2001年3月末時点でサービスを行っていた5社の累積契約数210件と比較すると、この3年間で11倍以上と、ASPサービスの利用は急速に広がっていることが分かったという。

 その一方で、近年はASP利用から自社開発に切り替える企業が現れていることも指摘。ケータイプロモーションを本格的に行うには、自社の既存システムとの連携が必要になるため、ASPサービスでは対応できないケースもあることが、大きな原因の1つのようだ。

 今後はベンダーにも、クライアント企業のニーズに、個別対応する機能提供などの努力が、より必要になっていくものと考えられる。

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