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2004/05/28 02:44 更新
技研公開2004:
「PHSテレビ」も〜1セグ放送端末の展示に注目 (2/2)
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「AVC/H.264」は画質が良いが、映像処理の負荷も大きい
会場では、1セグ放送の圧縮技術として採用が決まった「AVC/H.264」を使って、PDA上で動画を再生するデモも行われていた。ビットレート128kbps、無線LAN経由で動画を受信している。MPEG-4と比較して、約2倍の圧縮率の性能があり、ノイズのない滑らかな表示が可能。しかし、エンコードの処理速度が、現状では極めて遅いといった課題もある。

「AVC/H.264映像符号化方式」での動画再生は、「MPEG-4」に比べて画質は2倍良いが、映像処理の負荷が2倍かかるという
車載型のテレビコーナーでは、ダイバーシティ受信技術を採用し、車中でハイビジョン放送を視聴できるというイメージビデオを上映していた。ダイバーシティ受信技術とは、複数のアンテナを使って放送波を受信し、それぞれの信号を合成して安定した電波をつくりだす技術を指す。これにより、家庭で見るハイビジョン放送が、移動中の自動車やバスの中でもクリアな映像で楽しめる。
「地上デジタル放送の規格化が始まった当初は、“3セグ放送”という移動体受信に特化した放送サービスが検討されていた。しかし、家庭で見るハイビジョン放送をそのまま車中で受信できる技術が開発されつつある今、車中でもハイビジョン放送を見られるならそれに越したことはない、という声が高まっている」(NHK説明員)

アナログ放送とデジタル放送とで、走行中の映像の乱れ具合を比較。ノイズが入り、かろうじて見られる程度のアナログ放送に対して、デジタル放送は移動中でも鮮明な映像をキープ
ビジネスショウで展示された、NTTドコモの1セグ放送コンセプト端末「OnQ」(5月11日の記事参照)も、専用ブースを設けて披露された。デモの内容はビジネスショウと異なり、「携帯向けの字幕サービス」。テレビ番組のセリフやナレーションなどの音声を「文字情報」にして、テレビ番組と同期を取りながら放送する。聴覚障害者、高齢者はもとより、電車の中など音が出せない環境での視聴にも有効だという。

OnQを使った「携帯向けの字幕サービス」のデモ画面。文字をメインに目で追っていく、読書のような視聴イメージだ
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[中村実里,ITmedia]
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