KDDIブースでは、Bluetoothケータイ「A5504T」(5月14日の記事参照)とつながる機器を展示、さまざまな使い方をアピールした。
改正道交法の施行(6月3日の記事参照)が近いことから注目が集まる車載用ハンズフリーユニットは、2製品が展示されていた。いずれもシガーソケットにつないで使う製品だ。
モバイルキャストの「Drive blue」は、同社サイトで2万9800円で発売中。SEECODEの「SEEFreeKIT」は、8月に1万5000円前後で発売される予定だ。
いずれも最初にA5504Tとペア設定を行えば、あとは特別な設定をすることなく社内でのハンズフリー通話が可能。「エンジンをかけるとハンズフリーキットの電源が入る。端末側のBluetoothを待ち受け状態にして車に乗り込むと、ハンズフリー通話ができる」(説明員)。通話品質は「同乗者と会話しているのと同じような感覚」(説明員)だという。
ヘッドセットはJABRAの「FS258」とInnovi Tecnologiesの「BLUETREK G2」が展示された。BLUETREK G2は、「8月に1万3000円前後で発売される予定」(説明員)。
Bluetooth対応のバーコードリーダーやモバイルプリンタ、アノトペン(2001年4月の記事参照)とA5504Tをつなぐデモも行われた。これらはBREWアプリと連携させた企業向けソリューションの提案だ。
「Bluetooth対応バーコードリーダーは、端末をポケットに入れたまま読み取ったデータを端末内に送り込める。コードを読み取って数量を入れれば発注処理が可能」(説明員)
Bluetooth端末を使った法人向けソリューション開発は、「まだ始まったばかり」だとKDDI。まずは用途を提案し、反応を見ながら進めるとしている。
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