富士写真フイルムは、デジカメ画像などをアルバム化し、携帯電話などから簡単にアクセス可能にする家庭用サーバ製品「Keitai Picture Compact BOX」を参考出展した。仲間うちでのデジカメ画像の共有と、ネットワークカメラの画像閲覧を主な用途として想定している。
画像変換ASPサービス「Keitai Picture」(2002年6月の記事参照)の技術が応用されており、閲覧側のデバイスに合わせて画像を最適化できるのが特徴。
Keitai Pictureが得意とする画像最適化機能が生きてくるのは、例えばデジカメ画像を共有する場合。Compact BOXとデジカメのクレードルをUSBポートで接続。カメラをクレードルに置けばCompact BOXに画像が転送され、画像のアルバムが自動的に作成される。
Compact BOXはWebサーバ機能を内蔵しており、携帯やPCなどからインターネットを通じて画像アルバムにアクセスできる。接続が簡単なこと、そしてそれらのデバイスに最適化された形で閲覧できることが特徴だ。
Compact BOXは無線LAN機能も搭載しており、無線LAN対応のネットワークカメラをつなげば、カメラの画像に携帯電話からアクセスできる。
同社は、Keitai Pictureの用途を広げていく予定。ブースでは製品展開のロードマップも披露された。
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