テレビケータイを買いつつ「テレビを見ない」38%

» 2004年07月28日 23時35分 公開
[ITmedia]

 ネットアンドセキュリティ総研は、アナログチューナー内蔵型テレビについてアンケート調査を行った。「V601N」「V401T」ユーザーの利用状況などが明らかになっている。

 調査によると、携帯でテレビを見る頻度は「1日1回以上」と答えたユーザーが14.98%。「週に数回」と答えたユーザーと「月に数回」の割合が同じで、17.07%となっている。「それ以下」と答えたのは12.89%。一方で、「携帯電話でテレビは見ない」と答えたユーザーも37.98%と、相当数存在する。

 携帯で何を見るか問う項目では、「ニュース番組」が最も多く、60.11%。「スポーツ番組」が48.88%、「バラエティ番組」が34.27%で、以下「天気予報」(26.97%)「ドラマ」(23.03%)「アニメ」(16.85%)「音楽番組」(15.17%)「そのほか」(3.93%)と続く。

 携帯のテレビを視聴するようになってから、携帯のほかのコンテンツの利用状況に変化があったかどうかは、「変化なし」が71.35%で最多。「利用が増えた」は23.03%で、「利用が減った」が5.62%となっている。

 ユーザーのテレビ携帯への印象は、「映りが悪くて見づらい」「受信電波が悪すぎる」など、視聴品質に対する不満が多数を占めた。一方で、受信機能そのものを否定する意見は、ほとんどなかったという。

 調査は、インターネットリサーチ「BizMarketing survey」会員を対象に7月15日から22日にかけて行われたもの。有効回答数は、287件。

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