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| 順位 | 書籍名 | 作者 |
| 1 | 忘れられないラブ〜女たちの体験1 | 2ちゃんねる |
| 2 | PLATONIC SEX | 飯島愛 |
| 3 | 忘れられないラブ〜男たちの体験1 | 2ちゃんねる |
| 4 | 指先の花〜映画「世界の中心で、愛をさけぶ」律子の物語 | 益子昌一 |
| 5 | 天国の本屋 恋火 | 松久淳/田中渉 |
| 6 | 寿司とマヨネーズ-ある愛の記録-[1] | 水月マヨ |
| 7 | 追憶の楽園 切ない花/追憶…年上のひと | 郷田深司 |
| 8 | きみはかわいい僕の奴隷 | 南原兼 |
| 9 | 「裏」恋愛論 風俗王に学ぶ153の成功法[1] | 中谷彰宏 |
| 10 | 神様、もう少しだけ〜TVstationドラマ名画座 | ダイヤモンド社 |
注目すべきは、やはり1位と3位の作者が「2ちゃんねる」となっていることだろう。6位の「寿司とマヨネーズ」も実は、ネット発の書籍。これらはいずれも、バジリコの提供する「ネット発!MEETS & LOVE - 文庫」の作品だ。
ミュージック・シーオー・ジェーピーの野辺名氏は、こうした作品がランキング上位に入ったことを「予想以上の反響。驚いている」と話す。
「セカチュー、PLATONIC SEX、天国の本屋という“3強”を抑えて、トップに立った。早急に結論付けるわけにはいかないが、『携帯でネット発のコンテンツを配信するなんて……』という否定的な見方が、必ずしも正しくないことを示した」
下地になるような現象は、あった。Web上の文章をもとにした紙の書籍が、出版界で市民権を獲得しつつあるのだという。自社のホームページで「ネット本」というジャンルを用意しているバジリコの中川氏は、「出版社には、有名作家をつかまえてくるとか、翻訳本を出すなどの選択肢があるが、その1つとして“ネット本”がある」と話す。
「1990年代後半に、社長が『ネットには面白いものが転がっているぞ』と言って、編集者に本になりそうなものを探させた。そして、見つけてきたものを編集会議にかけ、面白いとか面白くないとかいって選別していった」
こうして世に出た作品の1つが、「寿司とマヨネーズ」だ。同書は同名のインターネットサイト「寿司とマヨネーズ」上で、水月マヨ氏が掲載していた日記を元にしたもの。SM(サド&マゾ)の関係にある男女が織り成す恋愛ドキュメントで、タイトルの寿司は「S」を、マヨネーズは「M」を意味している。
「これが切ない話で、文体も情緒があって良かった」(前出の野辺名氏)。
メインテーマがSMだけに、官能的表現も含む。ある意味ネットらしいコンテンツだったといえるかもしれない。出版に値すると判断され、水月マヨ氏との交渉を経て製本されている。
ほかに「死にたい」という、やや刺激的なタイトルのネット本もある。これは、同名の掲示板サイトに多くのユーザーが書き込んだ、「死にたいと思った」体験をベースにしたもの。
「第1作目は3刷りまでいった」(中川氏)など、一定の成功を収めたため、8月下旬には続編となる「死にたい Vol.2 ラストワルツ」が出版されるという。
時には、2ちゃんねるの書き込みに目をつけることもあった。そんな時は、2ちゃんねるの管理人である西村ひろゆき氏と連絡をとったと中川氏は話す。
[杉浦正武,ITmedia]
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