メニューとにらめっこしながら2000円内に収まるメニューの構成を考え、注文する。何かを頼むたびにいちいちメモしたり、「お通しはいくらですか」と聞いてはまたすぐにメモ……という行動(しかも一人で入店)は、店の従業員から見ると「スパイかも?」と不審に映ってしまったかも。
食事を予算内に終わらせようとする努力の甲斐あり、精算金額は2000円をオーバーするには至らなかった。しかも驚いたのは、「Edyでお支払いのお客様は、金曜・土曜日28%オフなんです。そのほかの曜日は50%オフなんですけどね」という言葉。
10〜20%の割引ならよくある話だと思うが、半額ってすごくないですか!? お店によってはこういったお得なサービスも用意しているようなので、入店時に確かめることを強くお勧めする。私自身、最初から分かっていればもう一杯くらい飲めたかもと残念でならない。
今回はなんとかサイフとしての役割を果たしてもらったが、現段階ではまだおっかなびっくりという感じ。「お財布忘れちゃったけど、おサイフケータイがあるから大丈夫!」というノー天気な気分にはなれない。むしろ「どっか近くで使えるなんてことあるのかなぁ」という心配のほうが先に立ってしまう。
とはいえ、同じくコンビニやガソリンスタンドで使えるQUOカードとは違い、残金がiアプリですぐに確認できるのは、なかなか気に入った。
Edyに関していえば、まず改善してほしいと思うのが、iモードのEdyサイトでEdy加盟店の検索。地域やジャンルの絞り込みに回数を重ねなければならず、検索しやすい/手軽に使えるとは言い難い。せっかくのiモードなのだから、iエリア機能を利用するなどして検索効率を上げてほしいと切に願う。
とはいえ、自動販売機やカラオケ店で使えたり、マイレージや量販店のポイントを貯める、公共料金、国民年金が支払える──と、Edyでできることはどんどん広がりつつある。こういったサービスや故障時の対応など、今後もどんどん試してレポートしていきたい。
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