携帯電話向けニュース配信サービスは人気薄──C-NEWS

» 2004年09月22日 15時26分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は9月22日、携帯電話を使ったニュースコンテンツ配信に対する意識調査の結果を発表した。

 同調査では、とくにツーカーグループが10月15日に開始する「朝刊サービス」(関連記事参照)に対する携帯電話ユーザーの意見を求めた。調査対象は、インターネット機能を利用可能な携帯電話を所有している15歳以上のインターネットユーザー300名。

 調査結果によれば、有料の携帯電話向けニュースコンテンツサービスを利用していると答えた人は、300名中16名しかおらず、無料サービスでも1割弱の28名しかいないことがわかった。

 また、「携帯電話向けのメルマガやオプトインメールの配信サービスに登録している」人は全体の2割弱で、具体的な内容は「語学学習」「天気予報」「音楽情報」などだった。

 「朝刊サービス」または同様なサービスが自分の利用している電話会社から提供される場合、そのサービスを利用したいと思うかたずねたところ、利用意向のある人は3割弱にとどまり、「まったく利用したくない」が3割半ば、「あまり利用したくない」が2割強と、半数以上が否定的な回答を行った。自由回答形式の理由では、「携帯電話では読みづらい」や「メール受信料がかかる」という意見が多く挙がった。

 調査では最後に、ツーカーグループが「朝刊サービス」のようなサービスを提供することで、同社に対する利用意欲が変わるかどうかを質問しているが、8割が利用意欲は「変わらない」と回答している。

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