シャープ、モバイル放送端末を発売

» 2004年10月04日 18時17分 公開
[ITmedia]

 シャープは、10月20日に本格放送スタート予定のモバイル放送を視聴できる専用端末「4E-MB1」を11月19日に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は7万円前後。

 モバイル放送チューナーを内蔵し、映像7チャンネルと音楽・音声30チャンネル、データ情報サービス1チャンネル約60タイトルを受信できる。番組は一覧表から選局可能だ。

 液晶ディスプレイは3.6V型TFT(320×240ピクセル)。可動式で、片手で持って見る場合は「ハンディスタイル」、テーブルなどに置いて見る場合にディスプレイを起こして見やすくする「ホリゾンタルスタイル」の2つのスタイルで視聴可能だ。内側に回転させて収納することもできる。音声は内蔵モノラルスピーカーかヘッドフォンで再生する。

 サイズは86.8(幅)×27.5(高さ)×152(奥行き)ミリ。重さは同梱のバッテリーパックや付属ストラップ装着時で約335グラム(本体のみ約280グラム)となっている。連続視聴時間は、同梱バッテリーパックで約105分としている。

 録画機能も備え、SDメモリーカードにモバイル放送の番組を記録可能だ。256Mバイトカードに約1−1.5時間分を記録できる。録画予約はEPGで行えるようにした。録画番組を約25%短縮して再生可能な「早見・早聞く視聴」機能も搭載し、1時間の番組なら最速45分で見ることができる。

 またモバイルビューワーとして、同社の液晶TV「AQUOS」で録画したMPEG-4(ASV)や、PCでダウンロードした電子書籍(XMDF/TXT形式)、デジタルカメラで撮影したJPEG画像、MP3ファイルもSDカード経由で再生可能だ。モバイル放送の音楽放送をBGMに流しながら画像を閲覧したり、電子書籍を読むといったこともできる。

 外部アンテナ接続端子を備え、受信しにくい場所では市販のマイクロアンテナを装着可能だ。端子は2つで、ダイバーシティ化できる。

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