京セラのタマゴ型ケータイこと「A1403K」が「CEATEC JAPAN 2004」会場で展示されている。さっそく触ってみた。
中央にあるボタンは、写真で見て上が「マナーモード切り替え」、下が「音声による時刻案内」だ。長押しすると、音声で「何時何分です」と読み上げてくれる。ちなみに、マナーモードでは読み上げないので誤動作の心配もなさそうだ。
外見上、目につくのは背面にある丸いサブ液晶だろう。動作に応じて、表示がさまざまに変わる。開いているときは「IN USE」と表示されるほか、マナーモード切り替えなどを行うと細かいアクションが流れる。設定によっては、ドット絵のような絵柄を表示させることもできる。
端末を開いてみると、やはり丸みを帯びたテンキーが並んでいることが分かる。端末の外側と調和したインタフェースになっているが、少し気になるのは、発話ボタンに「ペア」と書いてあることだろうか。
A1403Kでは、よく会話するユーザーをペアボタンに登録してワンタッチで呼び出せる。発話ボタンを押すと「ペアメニュー」が開くので、ここから「メール送信」「発信」などを選ぶという仕組みだ。ちなみに、登録できるユーザーは1人だけとなっている。
「ボイス機能がふんだんに使われている」ことも、A1403Kの大きな特徴だ。前述のとおり端末を閉じた状態で時刻を読み上げるほか、メニュー画面を開いてもいちいち「カレンダ ヲ ヒョウジシマス」などと音声案内が付いてくる。
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