ユニークなしかけが満載〜タマゴ型「A1403K」CEATEC JAPAN 2004(1/2 ページ)

» 2004年10月05日 21時24分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 京セラのタマゴ型ケータイこと「A1403K」が「CEATEC JAPAN 2004」会場で展示されている。さっそく触ってみた。

Photo 丸いきょう体は、確かに触り心地がいい

 中央にあるボタンは、写真で見て上が「マナーモード切り替え」、下が「音声による時刻案内」だ。長押しすると、音声で「何時何分です」と読み上げてくれる。ちなみに、マナーモードでは読み上げないので誤動作の心配もなさそうだ。

Photo
PHoto 両側面から見たところ
Photo カメラはここ。きょう体が丸いだけにガッシリ握ってしまいがちだが、そうすると間違いなく指が映りこむので注意
Photo 側面に「memo」ボタンが。ここから簡易留守メモの設定、再生が可能となっている

サブ液晶がおもしろい

 外見上、目につくのは背面にある丸いサブ液晶だろう。動作に応じて、表示がさまざまに変わる。開いているときは「IN USE」と表示されるほか、マナーモード切り替えなどを行うと細かいアクションが流れる。設定によっては、ドット絵のような絵柄を表示させることもできる。

Photo 左から、端末を開いているときの「IN USE」、時刻表示、設定による絵柄表示

 端末を開いてみると、やはり丸みを帯びたテンキーが並んでいることが分かる。端末の外側と調和したインタフェースになっているが、少し気になるのは、発話ボタンに「ペア」と書いてあることだろうか。

Photo キー配置。発話ボタンに「ペア」の文字が

 A1403Kでは、よく会話するユーザーをペアボタンに登録してワンタッチで呼び出せる。発話ボタンを押すと「ペアメニュー」が開くので、ここから「メール送信」「発信」などを選ぶという仕組みだ。ちなみに、登録できるユーザーは1人だけとなっている。

Photo

ボイス機能がユニーク

 「ボイス機能がふんだんに使われている」ことも、A1403Kの大きな特徴だ。前述のとおり端末を閉じた状態で時刻を読み上げるほか、メニュー画面を開いてもいちいち「カレンダ ヲ ヒョウジシマス」などと音声案内が付いてくる。

 次ページ:ちょっとうるさい? でもにくめない?
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年