11月1日から施行された改正道交法では(10月28日の記事参照)、運転中に通話やメール送信などのため携帯電話の画面を注視すると罰金が課せられる。
車内で使わないに越したことはないが、やむを得ず使う場合には、何らかの対策が必要になる。改正道交法対策としてどんな製品があるのかをまとめてみた。
携帯のイヤホンジャックに差してすぐ使える有線タイプのイヤホンマイクは、手軽に使えて価格も手ごろだ。
プラントロニクスは、インナーイヤタイプや耳掛け式など4製品をラインアップ。いずれも押すと発話や通話が行えるフックスイッチを装備する。イヤホンジャック部分はそれぞれ平型、丸型4極、丸型3極から選べる(10月28日の記事参照)。
有線タイプのヘッドセットでユニークなのが、骨伝導の仕組みを使った「テルテルボーン」(8月27日の記事参照)。ヘッドセットを耳の周辺に当てると骨を通して音が伝わることから、耳をふさがず相手の声を聞くことが可能だ(9月8日の記事参照)。
端末との間を無線でつなぐヘッドセットもリリースされている。端末側に小型の無線装置を取り付け、ヘッドセットに音声を送るタイプのものなら、端末本体にBluetooth機能がなくてもワイヤレスでヘッドセットを利用できる。
アイ・オー・データ機器の「PDI-B902/MAH」は(8月25日の記事参照)、ドコモのムーバ端末のシリアル部にBluetoothアダプタを取り付けるタイプ。音声はBluetoothでヘッドセットに送られる。
シーエフ・カンパニーの「BTHS-6023S-B」(9月1日の記事参照)は、携帯の4極平型コネクタに取り付けるBluetoothアダプタとヘッドセットで構成される製品。11月初旬には、4極丸形のイヤホンマイクジャック対応の製品もリリース予定だ。
プリンストンテクノロジーの「ハンズフリーセット」(10月28日の記事参照)も、端末の4極平型コネクタに小型のBluetoothアダプタを取り付け、音声をヘッドセットに無線で送る仕組みの製品。ボディカラーはレッド、ブラック、ブルーの3色がラインアップされる。
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