世界携帯電話機市場、Nokiaがシェア回復で首位キープ

» 2004年11月04日 09時23分 公開
[ITmedia]

 ハイテク市場調査会社In-Stat/MDRが11月2日発表した統計によると、7〜9月期の世界携帯電話機市場はNokiaがシェア31.2%で首位をキープした。同社のシェアは前年比ではほとんど変わらないが、前の2四半期に比べるとやや増加している。

 Nokiaの出荷台数は5140万台で、大幅な値下げが奏功して市場シェアの回復につながった。だが西欧で同社のシェアが伸びた半面、北米と南米では後退し、SamsungとLGがシェアを拡大している。

 2位の米Motorolaは出荷台数2330万台、シェアは14.1%で昨年比では微増だが、前期からは縮小した。3位のSamsungが出荷台数2270万台、シェア13.8%で追い上げている。Samsungのシェアはこの1年で34%の伸びを示した。

 次いでSiemens(7.3%)、LG(7.2%)、Sony Ericsson(6.5%)の順となっている。

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