MSN、携帯向け検索から自殺サイトなど削除

» 2004年11月09日 18時05分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトの「MSN」は11月8日、携帯電話向け検索「MSNモバイルサーチ」の検索結果表示ガイドラインを改訂した。「オンラインの安全の強化」を目的に、自殺系サイトなどが削除対象に加わった。

 以下に触れるサイトはすべて検索結果から削除される。

種類 内容
自殺サイト 自殺を唆すようなサイト、自殺の仲間を求めるサイト
人身売買 人身売買を行っているとわかるサイト
危険物 爆弾の作り方のような、危険を及ぼしそうなサイト
テロ関連 テロ行為を促すサイト
架空口座 詐欺等に使うための口座の売買等が明らかな場合は削除する
幼児・児童ポルノ 幼児・児童ポルノは削除する
宗教関連 違法性がありそうな宗教は、内容を調査の上、削除する

 MSNモバイルサーチは今年8月にスタート。これまでもアダルトサイトや、人間や動物の殺傷画像、著作権法違反などのサイトは懸隔結果から削除してきた。今回の改訂は、「ネットを介して起こる昨今の社会問題に配慮」したと説明している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月29日 更新
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年