香港で開催中の「3G World Congress & Exhibition 2004」で(11月16日の記事参照)、Nortel NetworksはGSMとUMTSのデュアルネットワーク対応基地局「BTS 18000」を展示している。まだGSMへの設備投資を廃止するわけにもいかないが、UMTSの可能性を模索するオペレータなどを対象とした製品。
Nortel Networksは、CDMA 2000、GSM、GPRS、UMTS、TDMAなど主要なワイヤレスアクセス技術の開発、導入を幅広く手がけている。この強みを生かし、GSMとUMTSのという2種類の技術を融合させた製品を開発した。来月から北米で提供開始するほか、アジアでも来年にリリースされる予定。既にT-mobileが採用を表明している。
1台の基地局で5000ユーザーを収容可能。「フットプリントや電力消費などは、従来の製品と変わらない。エリアカバレッジを犠牲にしているようなこともなく、従来と同様の半径をカバーできる」(説明員)。
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