CDMA2000 Revision A対応基地局に、クアルコム製チップが採用される

» 2004年11月17日 03時38分 公開
[ITmedia]

 クアルコムは11月16日、同社のCSM6800チップを、日立製作所、Airvana、Ericsson、Lucent Technologies、Motorola、Nortel Networks、Samsungが採用したことを発表した。CSM6800は、CDMA2000 1xEV-DO Revision Aに対応する、基地局およびテスト機器向けのベースバンド・モデムチップ。

 CDMA2000 1xEV-DO Revision Aは、すでにサービスされているCDMA2000 1xEV-DO Revision 0を、2004年3月にアップグレードした規格。従来は最大2.4Mビット/秒であった下りデータスループットを3.1Mビット/秒に拡張したほか、マルチキャストサービス、パケットの帯域保証などを実現。ユーザーは高速な双方向の通信ゲームやテレビ電話などのサービスを受けられるようになる。

 CMS6800は、CDMA2000 1xEV-DO Revision 0との下位互換性を持っており、現行のCDMA2000 1xEV-DO Revision 0向けチップであるCMS5500の8倍のユーザー数をサポートする。

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