ドコモが11月17日に発表した901iシリーズ(11月17日の記事参照)。シリーズ共通の新サービスには乏しいが、これまでのFOMAの課題をクリアし、「3G携帯の完成形」(ドコモのマルチメディアサービス部長 夏野剛氏)として、年末商戦に打って出る。
夏野氏によると、昨年12月に発表したFOMA 900iは順調に普及し、11月15日時点で累計販売台数は約560万台。FOMAの約75%が900iシリーズとなる計算だ。
「これまでのFOMAには、『3Gだからちょっと大きい』『3Gだから……』など、900iで505iを超えたと言っていたが、一部気になっていた部分があると思う。901iではそれを払拭した。1000万台売れる端末だ」(夏野氏)
完成度を向上させた901iシリーズだが、トピックといえる大きな新サービスが用意されていないのも事実。「901iシリーズは小粒」という指摘に対し、夏野氏は「技術的な話とは違い、ユーザーにとっての小粒/大粒は別の指標」だと返し、市場が901iを評価することに自信を見せた。
では、901iシリーズの5つの特徴を見ていこう。
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