お店でパシャリはOK? Amazon、商品バーコードをカメラで読み取るiアプリ(1/2 ページ)

» 2004年11月22日 17時59分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]
http://www.amazon.jp/

 Amazon.co.jpは11月22日、携帯用サイト「Amazon Anywhere」を全面的にリニューアルし、「Amazonモバイル」と名前を改めた。URLを3キャリアで「www.amazon.jp」と共通化したほか、商品のパッケージなどに付いているバーコードをカメラで読み取ると、商品の詳細ページへジャンプできる新サービス「Amazonスキャンサーチ」を提供する。

バーコードをカメラで読み取ると商品情報が分かるiアプリ

 「Amazonスキャンサーチ」は、本、CD、ホーム用品など、Amazon.co.jpで扱う商品に記載されているPOSレジ用バーコードを携帯のカメラで読み取ると、該当商品の詳細ページに直接アクセスできるサービス。専用のiアプリをダウンロードする。

 例えば友人の持っている本や、お店で見つけた商品などで気になるものがあれば、iアプリ(Amazonスキャンサーチ)を起動し、バーコードを携帯でスキャンすると、Amazonモバイルで扱いがあるかどうか、いくらで販売されているかが分かる仕組みだ。

Amazonスキャンサーチを起動し(左)、CDなどの商品に付いているバーコードをカメラでスキャンする(中)。商品がAmazonモバイルで扱われているものであれば、詳細が表示される

 対応機種はドコモSH505i、F505i、D505iS、P505iS、N505iS、SO505iS、SH505iS、F505iGPS、D506i、F506i、N506i、P506iC、SH506iC、SO506iC、N900i、P900i、SH900i、F900iT、F900iT、P900iV、N900iS、D900i、F900iC(11月22日現在)、情報料は無料。

 Amazonスキャンサーチは、Amazonグループが独自に開発したコンテンツで、導入は日本が初となる。まずはiアプリでのみのサービスとなるが、ユーザーの反応を見ながら、EZweb、ボーダフォンライブ!などへの対応も検討しているとした。

 書店などで書籍を携帯で撮影していると、電子万引きなどと間違えられるなどの心配はないか、という問いに対し、「書店とAmazon.co.jpのユーザーはクロスオーバーしており、Amazon.co.jpが書店に訪れるお客の情報源になっているという認識が書店側にもある。心配していない」とした。

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