ケータイ刑事、こんどは4姉妹の末娘が活躍

» 2004年12月02日 04時27分 公開
[新崎幸夫,ITmedia]

 BS-iはテレビドラマ「ケータイ刑事 銭形零」(ぜにがたれい)の報道向け発表会を行った。ハイテクケータイを使いこなすIQ 180の女子高生、銭形零が難事件を解決していくという1話完結型の連続ドラマで、2005年1月2日からセカンドシーズンがオンエアされる。

 ケータイ刑事シリーズは、これまで「銭形愛」「銭形泪」「銭形舞」などが放送されており、今回が4作目。警視総監を祖父に持つ、銭形家の4姉妹が活躍するという設定で、今回の主人公零は“銭形家で一番計算能力がある四女”という位置付けだ。番組ではこれまで同様、携帯(零が使っているのはF900iC)を活用してテレビ電話をしたり、調べものをしたりしながら推理が進められる。

 会場には銭形零役の夏帆(かほ)さんと、主人公とコンビを組むコミカルな刑事役の山下真司さんが登場。撮影現場でのエピソードなどを話した。

Photo 左から、山下真司さん、夏帆さん。夏帆さん自身は「携帯でメールをします。通話はあんまりしません」とのこと

実際の現場でもナイスコンビ?

 夏帆さんは、なんと13歳という若さ。山下真司さんとはだいぶ年が離れているが、現場では番組同様息のあったところを見せているようだ。

 撮影中、疲れて眠くなったときなどは「勝負ごとをやったりすると目がさえる。プライドをかけて、ジャンケンをして遊ぶ」(山下さん)。山下さんによれば、夏帆さんのジャンケンはケータイ刑事中「歴代最弱」という。

 夏帆さんの日常生活などを聞いていると、自分の子供の頃とそう変わりはない、と山下さん。長く一緒にいると、感覚や考えることも波長が合ってくると話す。「なんとなく息が合うんですよねー。(夏帆さんを見ながら)不平不満ある? 正直なとこいってごらんなさいよ!」(笑)。

Photo 会見は、わきあいあいとしたムード。夏帆さんからもリラックスした笑みがこぼれる

 夏帆さんは、山下さんの印象について「明るいと聞いていたんですが、その印象のまんまでした」。横から山下さんは「それじゃ、バカみたいじゃない!」と不満そうに口をはさむ。

 一方の山下さんは、夏帆さんの印象を聞かれ「イヤなところは……ニタニタ笑うんです。ブリッコで」。これには、横から夏帆さんが「ブリッコじゃないです!!」と懸命に反論していた。

 番組では天才少女を演じる夏帆さんとあって、「円周率を100桁覚える」という約束をしてしまったとのこと。達成できないと罰ゲームとしてジェットコースターに乗せられるそうだが、夏帆さんは「1桁も覚えられないです。収録終了までに頑張って覚えます」と話していた。

Photo 夏帆さんは、笑うとさすがに子供っぽい

 BS-iでは、番組と連動して「銭形零が放送で受けるのと同じ指令を携帯で配信するサービス」を無料で提供中。登録会員数は、現在9100人で「1万人突破は確実」(BS-i)という。

 *初出時、2005年1月から始まるのはセカンドシーズンである旨を記載しておりませんでした。ここに加筆修正します[12月4日UPdate]


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