FOMA 901iの3機種に「SH-Mobile」搭載

» 2004年12月08日 13時00分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 ルネサス テクノロジは12月8日、ドコモのFOMA 901iCシリーズ3機種にアプリケーションプロセッサ「SH-Mobile」が搭載されたと発表した。発売済みの「SH901iC」(シャープ製)のほか、発売予定の「F901iC」(富士通製)、「D901i」(三菱電機製)に使われている。

 SH-Mobileは、市場に投入されているアプリケーションプロセッサの中で半数近くのシェアを持つが、第3世代携帯電話への搭載では出遅れていた。FOMAへの搭載はこれが初めてとなる。

 901iシリーズでは、3D描画エンジンの性能が上がり、より高性能な画像描画チップが必要とされていた。ルネサスは、NTTドコモと共同でW-CDMA/GSM通信機能を組み込んでワンチップ化したSH-Mobileを開発中(7月12日の記事参照)。3G市場が世界で広がるタイミングに合わせて、3G端末にも攻勢をかける計画だ。

※各社がOMAPの搭載を止めたという事実はございません。お詫びし、訂正させていただきます

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