オレンジ、ブルーの機能的な違いは、本体上部のCFスロットにある。オレンジはスロット部にCDMA 1X WINの通信カードが入っており、音声通話、Webブラウズやメールの読み書きができる。Webブラウザは、ACCESS製のフルブラウザ「NetFront」を搭載、メールソフトも同社製のオリジナルとなる。
来場者向けのサービスとして、展示内容や館内の注意点を、端末の位置に合わせて流す機能を持っている。目の不自由な人へは音声で、耳が不自由な人へは文字や画像で、外国人向けに英語と画像で情報が提供される。
ブルーはCFスロット部分にμチップの読み取り機を搭載しており、愛・地球博の入場券に埋め込まれているμチップを読み取れる。来場者はパビリオンの観覧支援端末として利用でき、会場スタッフは来場者のμチップを読み取って、パビリオンの予約時間などを確認できる。
愛・MATEを開発したのは富士通。Webブラウザ、メールソフト、アドレス帳などはACCESSが、インタフェースなどのソフトデザインは、愛知県のソフト・コンテンツ制作会社であるスゥープが担当している。
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