携帯メールはPCメールや電話より使われている

» 2004年12月20日 17時42分 公開
[ITmedia]

 携帯電話向け日本語入力技術「T9」を開発するテジックコミュニケーションズは12月20日、携帯電話におけるメール(携帯メール)利用動向の調査結果を発表した。同調査は、インフォプラントにより実施され、男女各500人、計1000人のサンプルデータから集計されている。

 これによると、携帯メールを送信するシチュエーション(複数回答方式)は、「家にいるとき」が75.5%で最多となり、「電車・バスなどの公共交通機関を利用しているとき」(53.2%)、「誰かを待っているとき」(51.2%)と続いた。

 携帯メールを送る用途(複数回答方式)は、「友人とのコミュニケーション」が79.7%で圧倒的に多かった。ほかは「家族とのコミュニケーション」(60.0%)、「恋人とのコミュニケーション」(24.5%)など。

 普段よく使うコミュニケーション方法(複数回答方式)をたずねたところ、71.1%が「携帯メール」と回答。次いで、「電子メール」が50.7%、「電話」が43.6%で、「手紙」はわずか1.4%だった。

 携帯メールを利用する理由(複数回答方式)は、ほぼ全員の93.2%が「便利だから」と答えている。このほかの理由では、「相手を邪魔したくないから」(41.8%)と「安いから」(39.8%)が目立った。

 プライベートにおける携帯メールを使った特定コミュニケーション用途(複数回答方式)で多かったのは、「誕生日などのお祝いを伝える」(71.6%)、「新年の挨拶」(54.5%)、「家族や友人と、活動プランを立てる」(64.2%)、「緊急連絡」(54.5%)。一方で少なかったのは、「プロポーズする」(1.2%)、「別れ話をする」(7.6%)など。

 また、仕事における携帯メールを使った特定コミュニケーション用途(複数回答方式)では、「紙に書く代わりに、連絡先やデータを保存・送信する」(31.5%)、「遅刻を知らせる」(29.6%)が目立った。

 携帯電話における理想の文字入力機能(複数回答方式)をたずねたところ、69.2%の人が「漢字変換がより速くて、より正確」なものを希望していることがわかった。

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