カシオ、折りたたみ型“G-SHOCK”ケータイ展示2005 International CES

» 2005年01月07日 19時18分 公開
[岡田有花,ITmedia]

 「2005 International CES」(米国ラスベガス)のカシオ計算機ブースで、auの携帯電話「G’zOne」シリーズ新作のデザインモックが参考出展されている。

 G’z Oneは、同社の腕時計「G-SHOCK」シリーズと同様、耐衝撃性・防水性に優れた携帯電話。2000年の発売以来高い人気を得ていたが、2001年の「C452CA」を最後に姿を消し、同社はカメラ機能を重視した携帯にシフトしてきた。

 モックのデザインは折りたたみ型とストレート型の2タイプ。クラムシェル型は蛍光グリーン、蛍光ピンク、イエロー、オレンジとポップな色使いで、全体が丸みを帯びたデザイン。上部には黒い取っ手のようなパーツを搭載した。丸型のモノクロ背面液晶には時計が表示されており、カメラも内蔵している。

 ストレート型は、ブラックと暗めのブルー、レッドの3色で、スタンダードなデザイン。カメラは背面に搭載されているという。

 「G’zONeシリーズを復活させてほしいというファンからの根強い声があった」(同社通信営業部マーケティング部の高木健介氏)ことが、今回のモック展示につながった。会場での反応を見て市場投入を決めるという。

 米国では携帯電話を発売していない同社だが、アメリカ人受けしそうな派手な色使いの端末をCES会場でお披露目したところを見ると、米国市場への参入を狙っているのかもしれない。

 同ブースには「A5401CA」「A5403CA」のデザインをベースにした韓国市場向け端末も展示されていた。

韓国向け端末

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