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ニュース
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| ウィルコムの事業戦略 |
| 1 データ通信の高速化 |
| 2 音声事業の拡大 |
| 3 R&D |
| 4 ビジネスパートナーの拡大 |
| 5 サービスビジネスへのシフト |
| 6 プラチナ世代への提言 |
これまでもエアエッジを使う法人ユーザーは多かったが、「ほとんどサービスには手がついていない」と八剱氏。導入先の企業が自社で研究し、ニーズに最も適した通信端末としてエアエッジを選択した──というのが現状だったと話す。DDIポケットの営業マンがエアエッジのメリットをしっかり伝え、サービス込みで提案できるようにすることで、まだまだ市場は広がると見る。
「PHSをより使いやすく使ってもらうための、サービスを含めて売っていきたい」(八剱氏)
法人向けソリューションビジネスの売り上げやシェア目標などは明かされなかった。体制については「(パートナーと組むにしても)責任の所在が不明確な体制はよくない」とした。
現DDIポケット会長の木下龍一氏も、「コンシューマー市場は9000万ユーザーを超え、かなりサチュレート(飽和)してきた。ただしビジネスマーケットには、まだまだ発展させる余地がある」と話す。副会長となった山下孟男前社長と共に「トロイカ体制でやっていきたい」とした。
法人向けソリューションビジネスと合わせて、八剱氏が力を入れたいとしたのがプラチナ世代(中高年)向け端末だ。
特にアピールしたのは、PHSはいわゆる携帯電話に比べてSAR値(人体に吸収される電磁波の値)が圧倒的に小さいこと。「英国では8歳未満の携帯利用を制限したほうがいいという議論があるようだ」(八剱氏)と、PHSの“安心感”を強調した。
併せて音声サービスでは、定額制を視野に入れて検討を進めていることを明言した。
「ウィルコムは(ユーザーの)コストを下げるのが使命。音声とデータを組み合わせて25時間とか、音声の定額コースを作ったらどうなるか──などを検討している。機能的も価格的にも視野に入ってきた。それほど驚く価格にはならないだろう」(八剱氏)
法人向けサービスでは同一契約内の音声定額制サービスもあるが、コンシューマーに向けて音声定額プランを打ち出したのはDDIポケットが初めて。ただし定額通話が可能なのは、「ウィルコム同士、あるいはパートナーシップを組める固定系事業者の電話」(経営企画部長の喜久川政樹氏)となる見込みだ。
「PHSという“簡易型”のイメージを変えるのがどれくらい難しいか……」
今後の最大のチャレンジは何か? と問われて、八剱氏はこう答えた。いわゆる“PHS”から“ハイブリッド携帯H"”というブランド名で、安かろう悪かろうというイメージからの脱却を図ったDDIポケット。モバイル定額制を先駆けて導入するなど、現ユーザーには高い評価を得るに至った。しかし、現在携帯電話を使っている一般ユーザーのイメージは、まだかんばしいものではない。
PHSという技術の優位性を改めて打ち出し、携帯電話と真っ向から争うことを明らかにしたDDIポケット。「(PHSは)独自技術を使った将来が面白い業界」と評する、八剱氏の手腕に注目したい。
[斎藤健二,ITmedia]
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